【実例】その
国勢調査メールは本物?
放置すると危険?
実例でわかる詐欺の見抜き方
「総務省統計局より国勢調査のご案内」というメールが届き、「本物か詐欺か判断できない」という声が急増しています。公的機関をかたる詐欺メール(なりすまし・フィッシング詐欺)は、警察庁の報告でも年々増加傾向にあります。
本記事では、実際に届いたメールを題材に、詐欺メールの見分け方・対処法を詳しく解説します。不安な方はぜひ最後まで読んでください。
弁護士監修|詐欺かどうかの判断基準
監修
弁護士 原 直義
詐欺チェッカーの判定基準を監修
一見本物に見えるメールでも、プロの目から見れば明確な「矛盾」があります。以下の3つのポイントを必ず確認してください。
① 回答期限を強調して焦らせていないか
「〇月〇日23:59まで」など、時間的プレッシャーをかける表現は詐欺メールの典型的な手口です。焦って行動させることが目的のため、急かされたらまず立ち止まりましょう。
② 氏名・マイナンバー等の入力をリンクで求めていないか
氏名・住所・生年月日・マイナンバーなどの入力を促すリンクが含まれている場合は要注意です。本物の政府機関は、メール内のリンクから直接個人情報の入力を求めることはほとんどありません。
③ リンク先が政府公式ドメイン(go.jp)か
政府機関のメールは原則「〜.go.jp」ドメインから送信されます。リンク先のURLが「.go.jp」でない場合、フィッシング詐欺の可能性が高くなります。URLは必ずブラウザのアドレスバーで確認してください。
実際のケース内容
以下は今回AI診断にかけられた、実際に届いたメールの再現です。一見すると公式の国勢調査メールに見えますが、複数の危険なポイントが含まれています。
総務省統計局よりお知らせいたします。
現在、「2025年国勢調査」を実施しております。本調査は統計法に基づき、すべての方に回答の義務があります。
現在、お客様の回答がまだ確認できておりません。期限内にご回答くださいますようお願いいたします。
【調査回答期限】令和7年11月19日(木)23:59まで
【回答方法】下記の国勢調査オンラインサイト(統計局公式サイト)よりご回答ください。
💡 メールに潜む不審なポイント
本文中に「個人情報の入力はお控えください」と書きながら、回答を促すリンクを貼るという矛盾した構成も詐欺の特徴です。
結論|このケースは詐欺の可能性が高い事案です
AI詐欺リスク診断結果
AIと弁護士監修基準による詐欺リスク診断結果
本メールは総務省統計局を装い、実在しないドメインへのリンクと期限の強調で個人情報の入力を促すフィッシングの疑いが高い事案です。政府機関のメールは原則.go.jpドメインから送信され、リンク先が異なる場合はなりすましと判断できます。
このケースが危険な理由
- リンク先ドメインが政府公式ドメインと不一致
リンク先のドメイン(syukubenn.com)が政府公式ドメイン(.go.jp)と一致しておらず、ドメイン偽装によるフィッシング詐欺の典型的手口に該当します。 - 具体的な期限提示で焦りや義務感をあおる
「令和7年11月19日23:59まで」という具体的な期限を提示し、焦りや義務感をあおる心理操作が使われています。 - 注意書きを入れて本物らしく見せかけている
メール内に「個人情報入力はお控えください」という注意書きを入れることで本物らしく見せかけ、警戒心を下げようとしています。
同様の連絡があった場合の対処法
- メール内のリンクにはアクセスしない
メールに記載されたURLは絶対にクリックせず、ブラウザに政府公式URL(stat.go.jp)を直接入力して情報を確認してください。 - URLドメインを必ず確認する
国勢調査の公式サイトは「.go.jp」ドメインのみです。それ以外の民間ドメインは詐欺の可能性が極めて高いです。 - 万が一クリックしてしまった場合
端末のセキュリティソフトで確認し、個人情報を入力した場合はすみやかに金融機関・公的機関へ連絡してください。 - 被害・不審メールを報告する
消費者庁の「消費者ホットライン(188)」または警察庁のフィッシング報告窓口へ報告し、被害拡大を防いでください。
不安な連絡は事前にチェック
本記事で紹介したメールを詐欺チェッカーで実際に診断した結果をご覧いただけます。AI判定の精度をご確認のうえ、お手元の不審なメールにもご活用ください。
- 無料で利用可能(登録不要)
- 弁護士監修の判断基準を採用
- AIによる高精度分析でリスク度を数値化
まとめ
国勢調査を装った詐欺メールは、政府機関を騙りつつ非公式ドメインへ誘導し個人情報を盗む手口です。「回答期限の強調」「個人情報の入力要求」「非公式ドメイン」の特徴を覚え、公式サイト(.go.jp)で直接確認することを心がけてください。少しでも怪しいと感じたら、詐欺チェッカーで事前確認することが大切です。